上場企業・非上場企業
買える株・買えない株
私たち一般の投資家が株を買う時、株式会社であれば、どこの企業の株でも自由に買うことができるというわけではなく、買えない株もあります。
すべての株式会社は例外なく株を発行していますが、一般の投資家が売買できるのは株式市場に上場している企業の株だけになります。
上場とは、取引所(市場)などにおいて、証券や商品の取引を可能にすることをいい、上場にあたっては、取引所などが定める上場基準を満たし、上場審査に合格することが必要です。
株式市場に上場している企業を上場企業といいますが、日本にあるといわれている100万社以上の株式会社のうち、上場企業は約4000社だけのようです。
非上場企業
株式市場に上場していない企業のことを非上場企業といい、この非上場企業の株は通常、一般の投資家に手に入れられるものではありません。
しかし例外として、経営者や身内、取引先などの縁故関係にある場合などは、株を保有している人から直接、譲ってもらえることもあるようです。
また、1997年の7月からは、グリーンシート(気配公表銘柄制度)という制度により、証券会社を通じて一部の非上場企業の株を売買できるようになりました。
しかし、よほどの理由がない限り、非上場企業の株をあえて売買する必要はないでしょう。
上場のメリット
非上場企業のなかで、あえて上場していない企業は少数派で、株式上場を夢見る経営者はたくさんいます。
それは、株式上場することに、計り知れないメリットがあるためです。
メリットとしては、
・ 不特定多数の投資家から多額の資金を調達できること。
・ 社会的な信用が得られ、知名度も高まること。
・ 良い人材を確保しやすいこと。
などがあげられます。
しかし、どんな人が株主になるか分からない、決算書などの公開が義務づけられているため、企業内の情報が外部に流出する、などのデメリットももちろんあります。