総合証券
総合証券は、証券会社のトップスター的存在であり、「野村證券」「大和証券」「日興コーディアル証券」は日本の3大証券と呼ばれる総合証券の代表格的存在です。
総合証券とは、証券会社の4つの業務をすべてこなし、資本金が100億円以上の証券会社のことです。
それでは、証券会社の柱となる4つの業務とは何でしょうか。
・委託売買業務(ブローカー業務)
投資家から売買注文を集め、証券取引所へ取次ぐ業務のことです。
証券会社は、注文を取り次いだ際に、投資家から売買委託手数料を受け取ります。
この売買委託手数料は、証券会社の利益の中でも中心的な役割を果たしているのです。
・引き受け業務(アンダーライター業務)
企業が新規に発行する株や債権を、全部または一部をまとめて引き受け、企業に代わって投資家に売る業務のことです。
売れ残ってしまった場合、証券会社が引き取ることになるので、リスクの高い業務といえます。
・募集・売り出し業務(ディストリビューター業務)
株式や債券(新たに発行されているものから、すでに発行されているものまで)の募集および売り出しの手続きを行う業務のことです。
募集・売り出し業務は、発行会社から委託されて販売するものなので、売れ残った証券を証券会社が引き取る必要はありません。
・自己売買業務(ディーラー業務)
証券会社が自社の資金で、自社の利益のために、株を売買する業務のことです。
売買委託手数料は入ってきませんが、利益が出れば、まるまる証券会社のものとなります。
ただし、自己売買業務には、一般の投資家の利益を阻害しないように一定の基準が設けられています。